第19章 トヨタ生産方式
#エクストリームプログラミング
トヨタは利益性の高い自動車メーカーであり、製造するプロセスすべての工程で、無駄な労力を削減している
トヨタ生産方式(TPS: Toyota Production System)の製品開発のプロセスがソフトウェア開発にも活きてくる
TPSには以下の特徴がある
大前提、作業者は生産ライン全体の責任をもつ
部品に欠陥を見つけた場合は、すべてのラインを止めて、全員で根本原因を発見し修正する
後工程で品質保証が必要ないくらい品質を担保することができる
ラインを止めるには一見デメリットが大きい気がするが、ライン全ての機械が、スムーズに稼働し続けられるための強制力を促進させれる
欠陥を見つけた人は褒められる issei1213.iconすごい...
作業のやり方や改善について意見が出た場合、カイゼンイベントで削減していく。手順は以下
1. ムダの原因を特定する(品質問題・非効率など)
2. 率先して問題を分析する
3. 実験する
4. 標準化する
TPSの精神的指導者である大野耐一氏は、最大のムダは「つくりすぎのムダ」と提言している
作りすぎた在庫は、保管におけるコスト、運搬のコスト、撤去のコストなど多くのコストが発生する
ソフトウェア開発においても同じことがいえる。ドキュメントやアーキテクチャなどは必要であるが、まずはフィードバックをもらうためにアウトプットをする方が優先して、その後に運用していくことで無駄を排除できる
TPSではソフトウェア開発と類似性がある。作業者の多能工化、工場のセル化、顧客とサプライヤー間の利益分配契約の作成、などは非常に役にたつ。詳しくは大野耐一著「トヨタ生産方式」をみるといい